12月11日開催の「ようこそフェスティバル」参加のために上洛した際に、2022年1月から放送が始まる『平家物語』の最終話となる#11「諸行無常」の舞台であり、建礼門院こと平徳子に会うために後白河法皇が訪れたとされる寂光院に行ってきました。

 『平家物語』先行配信のためにFODに加入し、最新話配信の際は毎週最速でチェックしていましが、早見沙織さん演じる平徳子がとても良くて、本作品の舞台の中で真っ先に行きたい場所でありました。

 寂光院へのアクセスは公式サイトにも記載がありますが、今回は京都駅から市営地下鉄で国際会館駅まで行き、そこで京都バス19系統に乗って大原まで行きました。乗り換えがスムーズにいって1時間程度の行程です。因みにバス1日券などの範囲外となっています。

 大原のバス停から寂光院までは徒歩で15分程度、バス停から寂光院までは何度も案内が出ているので迷うことはないですが、途中、住宅街や狭い道を抜けていき、本当にこれで大丈夫なのかな?と不安に思うことも……。
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 途中、建礼門院が泉に姿を写したと伝わる「朧の清水」を通ります。
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 そうこうしてるうちに15分くらいで寂光院に到着。拝観志納金は600円でした。
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 冬季は拝観時間が午後4時30分までと早めなので、京都駅からのアクセス時間も考えてご注意下さい。1時間あればゆっくり見て回れると思います。

 寂光院の山門。木の形は一致しませんが、雰囲気はあってると思います。もともと800年前の原作ですし、むしろ完全一致したら冷めてしまうというか。
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 山門をくぐると本堂が見えます。時期的に辛うじて紅葉が残っていました。
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 後白河法皇と建礼門院こと平徳子が面会したのは本堂ですね。こちらも完全一致ではないですが障子部分などの雰囲気はそのままだと思います。
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 後白河法皇は向拝から本堂に登っています。

 本堂内は撮影禁止だったのでパンフレットから。本尊である六万体地蔵菩薩もアニメと同じ。
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 六万体地蔵菩薩の左手からは五色の糸が下りていて、お参りの際に糸に触れて縁を繋ぎます。
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 アニメでは出てきませんが、本堂の左手には平徳子が隠棲していたと伝えられる「建礼門院御庵室跡」があります。
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 さらにその右手奥には平徳子が使用したという井戸が残っています。
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 その他、境内には「諸行無常の鐘」もあります。
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 寂光院の門前の手前に、一直線の石畳の陵墓径があり建礼門院の墓所と伝えられる大原西陵があります。
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 寂光院及びその周辺は、建礼門院ゆかりの場所が多々あり平徳子を常に感じることができました。また訪れたいです。