桜高鉄道倶楽部れんらく帳

カテゴリ: 山田尚子

 「リズと青い鳥」の大ヒットを記念しての舞台挨拶が新宿ピカデリーとMOVIXさいたまで開催されました。

日時:2018年5月12日10:30上映終了後
会場:新宿ピカデリー シアター1
登壇者:種崎敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり、山田尚子監督
司会:小西(ポニーキャニオン) 
※以下敬称略
liz_pica20180512
 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。微妙なニュアンスの違いや意味の捉え間違い、抜け等あるかと思いますが、雰囲気だけでも味わってもらえたら幸いです。

関連記事:
「リズと青い鳥」完成披露先行上映会 舞台挨拶レポート
http://htt123.blog.jp/archives/1070721785.html
「リズと青い鳥」山田尚子監督×牛尾憲輔 スタッフトーク付上映会レポート
http://htt123.blog.jp/archives/1071195904.html


---
司会:まずは挨拶を一言ずつお願いします。

種崎:みなさん、こんにちは。鎧塚みぞれ役の種崎敦美です。ここに来ると初日の舞台挨拶を思い出します。
舞台挨拶史上最大の人数だと思いますが、時間なくなるまでよろしくお願いします。

東山:みなさん、こんにちは。傘木希美役の東山奈央です。初日以来のピカデリーですが今回もみなさん、上映後の舞台挨拶ということで色々お話しできたらと思います。よろしくお願いします。

藤村:みなさん、こんにちは。「リズと青い鳥」では初めての舞台挨拶で楽しみです。
あ、中川夏紀役の藤村鼓乃美です。

山岡:みなさん、こんにちは。吉川優子役の山岡ゆりです。上映後ですが、みなさん元気ですね。
和やかにお話ししていけたらと思います。

山田:みなさん、おはようございます。
昨日もここで牛尾さんとお話ししてました。
あ、京都アニメーションの山田尚子です。監督やっています。
昨日と違って華やかな感じですが、よろしくお願いします。

山岡:昨日はどんなお話しされたんですか?

山田:のぞみぞゲームの話しとかしてました。
(「のぞ」「みぞ」「ナハ」とゲームの説明をする)

東山:公式TwitterからRTされたインタビュー記事にあった、最後のシーンで希美の99と101のテンポの話を読んだのですが、電車の中で鳥肌立ちました。

山田:牛尾さんの話が難しくて、途中で聴くのを止めました(笑)
作品はできちゃったし……。

司会:公開4週目を迎えての反響や感想は如何でしょうか。

東山:GWに家族で観に行ってきました。
父母は初めて観るんですが、父はみぞれ視点で、母は希美視点でお互い初見なのに視点が違ってて楽しかったです。
司会:割と回数観られてますよね。

東山:劇場では3回観ています。

種崎:私も劇場では3回……。

司会:種崎さんの目標は20回でしたよね?(笑)

種崎:白箱あわせたら14、15回なので目標には達していないですが近い所には……。
友人にチケット渡して観て貰った感想が「駄目な芝居してたら怒るよ」って言われてたんですが「良かったよ、人間が、みぞれがそこに居たよ」って言われました。あと「この子は一人になっちゃう子だってのが分かった」って言われて嬉しかったです。

山田:占い師みたいなお友達ですね(笑)

司会:監督は如何でしょうか。

山田:3週間たってますが、熱が熱くいるのを感じています。
どんどん広がれ「リズの輪」って感じで、観てくださってる方の熱もわかりますし、社内でも西屋さんとニヤニヤしながら良い評判だねって話してます。

司会:監督は舞台挨拶皆勤賞ですね。

山田:はい、そうですね。
ところでみなさん、ハッピーアイスクリーム広めてくださってる感じですかね。
みなさん宣伝隊長となってまずは5人、そして更に5人とどんどん広めていってくれたら。

山岡:それねずみ講じゃ(笑)

司会:山岡さんは?

山岡:純粋すぎますよね。
(台本やアフレコではない)音と色がついた状態だと、知覚過敏になって、すごい周りの環境音が気になるようになりました。あれは何ですか?

山田:「リズと青い鳥症候群」という病名です(笑)

山岡:人が何を考えているのが気になりましたし、観る人によっても感想が違う、こんな重大な映画に出ちゃったんだなと思いました。
優子の成長を見守りつつも、希美とみぞれの二人が実写のドラマのような空気感を感じました。

司会:優子は成長した感ありましたよね。

山岡:リボンもちっちゃい感じで、アニメは誇張しがちですが、より現実っぽくなるようなお芝居を心がけました。

山田:3年になった優子は人の話をちゃんと聞く、部長の目標として、そこを尊重したいなと思いました。

藤村:部長になることに専念しすぎて、パンクしてしまうんじゃないかなと思いました。

山岡:夏紀と優子の二人はいい関係ですよね。喧嘩するほど……。

藤村:ああやって言い合える関係良いですよね。(山岡さんに向かって)ありがとう。

山岡:(藤村さんに向かって)ありがとう。

司会:藤村さん、夏紀とみぞれの関係とかどうですか?

藤村:初めてみぞれとちゃんと関わることが出来て良かった。
体育のシーンの夏紀(みぞれの代わりにバスケするところ)とかカッコイイですよね。
乙女ゲームでみんながみぞれを攻略しようとしている感じですが、夏紀が超カッコ良かった。

映画だなって作品と言える、小さい映画館とかで長い間上映されて欲しい。
ステキな作品に出られてありがとうございます。

司会:自分のキャラ、または違うキャラですが共感するシーンや考えさせられるシーンがあれば教えてください。

山岡:最後の、みぞれの演奏を聴いて希美が吹けなくなるシーンでは泣いちゃいました。

山田:洗足の方にも、このようになりますってお話ししたんですが、フルートの方が、目の前に超えられない壁(みぞれ)が現れた時に吹けないけど吹く希美になって吹いてくれました。

オーボエとフルートは別室で同時に録ったんですが、色んな息が抜けてく音がたまらない。

芸能人の話しになりますが、引退される安室奈美恵さんの紅白のシーン思い出しました、あ、言わなくて良かったですね、忘れてください(笑)

東山:自分のキャラというよりは「リズと青い鳥 第3楽章」のメロディを沢山聴いたので、パンフレット読んだ時に第四楽章まであることを知りサントラ発売されたので「リズと青い鳥 第四楽章 遠き空へ」を聴いたら、青い鳥が飛び立った後の音楽ですが、この後にはこんな話があったのかと改めて思いました。

山田:飛び立った後からの音楽ですが、その後のお話になっています。
きっと久美子2年生編で意味があるかもしれない、と(監督でもないのに)勝手な事を言っていますが、とんでもないお土産をしていきます。
第四楽章いいですよね、勇気が出ます。

司会:時間も迫ってきましたので最後の挨拶をお願いします。

東山:私挨拶いいので、もっと話したいです(笑)

山岡:朝からありがとうございました。
皆さんによって感想が違うと思いますんで、みんなで観てどういう感想をもったかディベートして貰えたら。
これからも「リズと青い鳥」を楽しんで下さい。

藤村:私も何回か劇場で観ていますが、フルートが震えているところをみると……。
みなさん、もっと深めてもらったら。これからもよろしくお願いします。

東山:映画観終わった後も色んな感想話して楽しめます。
劇場で映画やってるのは僅かな期間なので、ぜひその間に観賞して「リズと青い鳥症候群」も楽しんで貰えたら。

種崎:映画観て感想貰った友人は、普段アニメ観ない、ユーフォも知らない人なんですが、どんな人が観ても何か伝わる作品だと思います。
「リズと青い鳥」を伝えて貰えたら。
これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。

山田:公開から時間経つのに、こんなに沢山の人に集まってもらい胸がつまります。
すごくみんなで心を込めてつくった、一つ一つの心の機微を大切にした作品です。
観てくださった方が、末永く深く愛してくれるとうれしいです。ありがとうございました。

 「リズと青い鳥」の大ヒットを記念して山田尚子監督と音楽を担当した牛尾憲輔さんとのスタッフトーク付上映会が新宿ピカデリーで開催されました。

日時:2018年5月11日18:00上映終了後
会場:新宿ピカデリー シアター3
登壇者:山田尚子(監督)、牛尾憲輔(音楽)
司会:斎藤(音楽プロデューサー) 
※以下敬称略
liz_20180511_1
 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。微妙なニュアンスの違いや意味の捉え間違い、抜け等あるかと思いますが、雰囲気だけでも味わってもらえたら幸いです。
(牛尾さんのお話しは難しくて、色々と抜けがあると思います……)

関連記事:
幼少時の将也のイメージ「ハンバーグ」は牛尾さんが元ネタ!?映画「聲の形」スタッフトーク付上映会レポート(登壇者:山田尚子、牛尾憲輔)
牛尾憲輔さんが語る「聲の形 inner silence」観賞への3つの心がけ
牛尾憲輔さんが語る「聲の形 inner silence」ができるまで
http://htt123.blog.jp/archives/1066648988.html
牛尾憲輔「聲の形 inner silence」劇伴ライブレポート

---
司会:「リズと青い鳥」音楽プロデューサーの斎藤です。
おしゃべりな二人をみんなで呼び込みたいと思います。
「せーの 山田さん」「せーの 牛尾さん」でいきたいと思います。

「せーの 山田さん」
(山田監督登場)

山田さんも一緒に牛尾さんの呼び込みやって下さい。
「せーの 牛尾さん」
(牛尾さん登場)

ではまず、お二人の挨拶からお願い致します。

山田:こんにちは、(夜なので言い直して)こんばんは。
京都アニメーションの山田です、「リズと青い鳥」の監督をやっています。
ちょっとの時間ですがよろしくお願い致します。

牛尾:ソニー・ミュージックアーティスツ所属の牛尾です。
「リズの青い鳥」の音楽を担当しています。今日はよろしくお願い致します。

司会:今回、音楽をつくるにあたって、どんな話し合ったのはどんなことでしょうか?

牛尾:音楽つくる前に二人でよく分からない打ち合わせをします。

山田:フュージョンって感じですよね。
(フュージョンのポーズをとって)ウシヤマダナオスケと(「クールボコ」と言いかけてやめる)
牛尾:京アニでは概念打ち合わせと呼ばれているらしいです。
希美とみぞれの二人の秘密を覗き込むようなことをするわけですから、音もそれに合った二人の世界を邪魔しないようなものにしました。

あとでお見せしますが、デカルコマニーという、インクを譜面に垂らしたものを使っています。

デカルコマニー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/デカルコマニー
山田:困った話しをするので、同席するスタッフがメモをとるのを止めてしまいます。

司会:特にこだわったところはどこでしょうか。

牛尾:(二人の繊細な場面を映画を観賞している)皆さんに観られているのがバレたらいけないので、ってお金払っているのに観るなというもの凄いですが(笑)、舞台になった学校に実際に行ってロッカーを開ける音やビーカーをひっかく音とか色々な音を録りました。

録音してる時に山田さんもロケハンで居たのですが、メトロノームが「チーン」って鳴った瞬間にツボに入ったようで、小さな音を録っているのに五月蝿かった(笑)。

山田:繊細な録音なのでしゃべらないように気をつけていたのですが「チーン」って鳴った瞬間にゲラゲラと笑ってしまいました。すぐに追い出されました(笑)。

牛尾:OP、EDの動作にも色々な音が音楽に入っています。

山田:映画の最初と最後に足音が入っていますが、あのシーンが大変でした。

牛尾:やりとりが大変でした。
最初にテンポをとって、それを元に絵コンテをつくってコンテ撮して、さらにそれを元にテンポを割り出して音楽をつくっていき、音をアニメにしていきました。

京アニのスタジオで音をつくっているような感じで、僕がアニメをつくって山田さんが音楽をつくっているような感じでした。

山田:希美とみぞれの足音も、それぞれ速さが違っていて、(OPでは)みぞれがBPM60で希美がBPM110です。

牛尾:EDの足音も4歩だけ合うんですよね。
EDでは、みぞれがBMP100、希美がBMP99〜101の変移の中で4歩だけ奇跡的に合った、感動的。まさにハッピーアイスクリーム(笑)

山田:ハッピーアイスクリーム、みなさん使ってくれてます?(笑)

牛尾:使ってる訳ないでしょ、お客さんおじさんだよ(笑)

(スクリーンに譜面を映して説明)
参考:リズと青い鳥☆パピコ
http://www.kyotoanimation.co.jp/staff/anibaka/blog/?p=2361

これがデカルコマニーで書かれた譜面ですが、インクを紙に垂らして2つに折ってくっつけると、みぞれと希美が(上の五線譜と下の五線譜で)相似形であるという。上が5小節、下が4小節でインクもそれぞれ似ているけどズレているんですよね。

インクの範囲が大きすぎて譜面として取れないものは、周波数の遷移として音と捉えたり、ノイズを入れる間隔として使ったりしています。
頭よさそう(笑)

山田:みなさん理解できました?
(会場からごくわずか手が挙がる)

牛尾:(譜面を指しながら)この中でタイミングとして来ているところに、学校で録ってきた音をノイズとして入れたり、プリペアド・ピアノと言って、ピアノの線に物を落としたりした時の音を(インクの)色や時間で割り振っています。

プリペアド・ピアノ - Wikipedia

希美が廊下を歩くシーンでは、ビーカーを引っ掻いた音を入れて、さらにアーメン終止というものをしています。

アーメン終止
https://ja.wikipedia.org/wiki/アーメン終止

山田:「聲の形」のときも、祝福したい人に終始していますよね。

牛尾:そういうの好きでしょう?(笑)

山田:はい(笑)

(みぞれがプールに他の子も誘っていいか希美に聞くシーンの映像を流す)

山田:すっごいマニアックなんですけど分かる人います?
ここで希美の前を人が通るシーンですが、ここは希美の心が揺れ動くシーンなのでとても重要でして。

牛尾:ここは元々の曲があって、それをスタジオで流しながら実際に人がその前を通って、それを録って使っています。
すっごい些細で微妙なことも、希美をフィルタするためにしています。

山田:人型の音のゆらぎで音が揺れる。サントラでもわかりますかね?

(会場で両方の曲を流す)

牛尾:(聴き比べて)意味があったのかな。

山田:オカルト的ですよね(笑)

牛尾:唯一本人がアニメーションとして登場しています。

山田:これ言っていいんですっけね。
(録音時は)牛尾さんが通っています。
人が通るだけだと分かりにくいかなと思って、毛布を持った状態でも通ってもらい2回録りましたが、人が通っただけの方が良かった。

牛尾:サントラのハイレゾ版の準備もあります(笑)

山田:えー、しらなかった(笑)

司会:今回、ハイレゾでこだわったのは?

牛尾:もともとコンピューターでつくった音を、アナログを通してひずませています。それをハイレゾで録りきりました。廊下の響きや残響(などのアナログな音)を録るために、音の切れ切れがハイレゾで繊細に録られています。

DSDというCDでは収録できない大きなサイズの変なフォーマットで聴くと、音の静寂に希美とみぞれが見えるようで綺麗です。

メイキングVol.8で、「希美みぞれ希美みぞれ……」って言ってるところで最後に「ナハナハ」って言ってたんですが編集で「ナハ」だけ残っています。
山田:なんで言ったんですか(笑)

牛尾:ここ最近、色んな取材受けてほぐれてきて躁状態になっていますね。

司会:Homecomingsの福富(優樹)さんもかわいがっているとか……。

牛尾:ウチに来た時に賞味期限が切れたクリームパンをあげました(笑)
出る杭は打つタイプですが、最終的には(自分が)Homecomingsに入っているかもしれません。
というか入りのBGM、何でHomecomingsなんだよ(笑)

試写の時にHomecomingsのボーカルの畳野さんにホーム・アローンズといったら全く通じなかった。

山田:小野豊さんもポカーンとしてましたよ。

牛尾:田中角栄みたいなコンピュータ付きアニメータ……。

山田:世代的に分からなくて、みんなポカーンとしてました。

牛尾:「girls,dance,staircase」の歌詞良かったよ。「ことり」からはじまっていて全体が「のぞみぞれ」でダブルミーニングですばらしい。

山田:ありがとう。
コンテ読んでいたら三拍子の音が聞こえてくる。「アーメン」
コンテきる時に無意識で三拍子にしてました。三拍子が伝わったのが嬉しかった。

司会:最後に締めの挨拶をお願い致します。

牛尾:本日はお越し頂き本当にありがとうございます。
最初のコンセプトから始まって、こんなに美しい映画になりました。
こんな繊細な物語の中にもさらに色々な物語があります。

山田:映画公開から時間経つのに、こんなにも沢山の方にお越し頂きありがとうございます。
今日は皆さん、牛尾さんのいいお話しを聴きに来られたんですよね?

牛尾:いや(インターネットで検索する際)「山田尚子」で「かわいい」ってサジェストが出るから、そういう人も居るかもしれない。

山田:勘弁してください(笑)
いつも舞台挨拶の時に、私では音楽のことは言葉足らずなので、ぜひ牛尾さんに語ってもらいたかったです。
何を言ってるか分かりました?
メモを取ってる方も、分からないと思いますよ(笑)

 公開を心待ちにしていた山田尚子監督の最新作「リズと青い鳥」ですが、前作「聲の形」と同様に完成披露先行上映会が丸の内ピカデリー2で行われました。
lizb_20180404_02
日時:2018年4月4日18:30上映開始前
会場:丸の内ピカデリー2
登壇者:種﨑敦美、東山奈央、本田望結、山田尚子監督、松澤千晶(司会) 
※以下敬称略
lizb_20180404_01
lizb_20180404_03
 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。微妙なニュアンスの違いや意味の捉え間違い、抜け等あるかと思いますが、雰囲気だけでも味わってもらえたら幸いです。
関連記事:映画「聲の形」完成披露上映会 舞台挨拶レポート
http://htt123.blog.jp/archives/1060512068.html

---
司会:さて、ついに完成した「リズと青い鳥」ですが、まずは一言ずつ挨拶と本日を迎えての感想をお願いします。

種﨑:本日はお越しいただきありがとうございます。鎧塚みぞれ役の種﨑敦美です。
いよいよ「リズと青い鳥」を観ていただけると思うと、嬉しいドキドキと緊張でいっぱいです。2日前くらいから緊張してました。早く観て貰いたいです。この時間内で作品の魅力を伝えられたらと思います。

東山:傘木希美役の東山奈央です。ついにこの日が来たなという気持ちです。「リズと青い鳥」は美しくてどういう言葉でも言い表せなくて、(適切な)言葉を探してしまいますが、観てもらえたら魅力が伝わると思います。だからアニメってあるんだなと思いました。

本田:本日はお越しいただきありがとうございます。この(キャストの)皆さんに混ぜてもらえて本当に嬉しくて、皆さんと一緒に居られて幸せです。
声優ではない私の声を認めてもらえるか不安ですが、どんな感想を持たれるか気になります。

山田:ようこそいらっしゃいました。監督の山田尚子です。
今から観てもらう、世界初の公開ということで緊張して気持ち悪くなってます。
お手柔らかに楽しんで頂けたらと思います。

司会:劇中ではのぞみとみぞれの掛け合いがありますが、種﨑さん、東山さんから観ての感想はどうでしょうか?

東山:何からお話ししていけば良いか……。
静かな映画で、非常に静かな中に充実したものが詰まっていて、静謐な時間にひたっていられます。

種﨑:本当にその通りで。
言葉で伝えるのが難しいですが、キャラクターの指先、つま先から髪の毛の先までせないで、私達声優が演じる前に、すでにアニメがお芝居をしてくれていて、私達もとてもお芝居がやりやすかったです。

山田:京アニスタッフ喜びます(笑)。

種﨑:アニメなのに実写のようにと錯覚してしまう……、映画を観てるつもりが二人の女の子を観ているような。

司会:今のお二人の話を聞いて、監督はどうでしょうか?

山田:本当にその通りで(笑)
自分ものぞみとみぞれを通して観る「リズと青い鳥」をじっと観察するつもりでいたので嬉しいです。

司会:本田さんはリズと青い鳥の二役を演じられましたがどうでしたか?

本田:一人二役で嬉しさと不安がありました。声を録る前にそれぞれ違う人が話しているように聞こえるか沢山勉強したんですが、「違いが分からないくらいでいいよ」と監督に言われ、自分が最初に思っていたイメージと違って不安でしたが、映画を観て、監督のおっしゃったことは間違ってなかったことが分かりました。

山田:シーン毎に録ってたんですが「良かったよ」ばっかりで監督としての威厳がないなと帰りの電車で反省してました(笑)
リズの最後の最後のセリフが大好きです。

東山:インタビューの際に何度か観たのですが、最後はうるうる来てメイクさんに叱られるなと思いました。
私達(のぞみとみぞれ)のアニメの部分と本田さんの絵本の部分の共存が良いなと思いました。
京アニさんありがとうございます。

種﨑:私も何度か観たのですが、言葉に出しているのとは違う思いがみぞれにはあって、リズと青い鳥が代わりに言ってくれたような気がして、本田さんありがとうと思いました。

司会:皆さんの青春の思い出話はありますか?

東山:私は中学高校と合唱部に6年間いましたが人数少なくて、凄く練習頑張ったり大会出たりは無かったです。女子校だったので「リズと青い鳥」を観ていると女の子のやり取りが、何でもないことで面白がったり傷ついたりして同じだなと思いました。

種﨑:青春語りだすと止まらなくなりますが、私もみぞれと同じような経験があって、凄く好きな子が居て、その子と一緒に居たいために高校を選び、その子が居るかもしれない方向を見たりと、「リズと青い鳥」でのみぞれの行動には覚えがあります。女子はそうですよね。

司会:本田さんは、こんな青春おくってみたいとかありますか?

本田:青春って何ですか?

種﨑:青春は二度と戻れない瞬間、一瞬なの。

本田:青春って恋愛だと思っていました。
私は今、フィギュアスケートと共に生きてる気がします。スケート靴と一緒に喜んだり悲しんだり、全てが思い出になるよう頑張りたいと思います。

山田:あなたが今、青春です。
青春ばかり追いかけている作品をつくっていますが、青春って何でしょうね。
多分、青春の最中は気付かない、(本田さん)良い話しをありがとうございます。

この作品づくり自体が青さが凄くて、主題歌を歌ってくれたHomecomingsさんも凄く青春くさくて、友達の家みたいなスタジオでデモテープを聴かせてもらって、まさに青春の真っ只中といった感じでした。

大人になってしまうと素通りしてしまう部分を見落とさないよう、1日がすごい長かった時代に根を下ろし、のぞみとみぞれの時代を見過ごしてしまわないように気をつけました。

司会:最後に一言ずつお願いします。

本田:本当にステキな作品で、明日から頑張ろうという気持ちになれます。みんなと居られる時間は幸せなものだと改めて感じました。あと音楽にも凄く興味を持ちました。

東山:本日はお越しいただき本当にありがとうございました。
こんなに熱を持って話したいのに、適切な言葉が見つからなくて若干もどかしく感じられます。一言で言い表せないのですが、観終わった後に、この気持ちを分かって貰えたら。
(のぞみとみぞれの)二人はTVシリーズでもすれ違いがありましたが、「好き」のすれ違いが美しく描かれています。皆さんが観た後に、また映画について語れる機会があればいいですね。

種﨑:本日はありがとうございました。
アフレコ前に、監督から「全てのものが傍観者、壁も木も全て二人を見守っている」と説明がありましたが、観終わった後に本当にそう感じました。
最初は背もたれに寄りかかって観ていましたが、観終わる時には前のめりになって二人の少女を見つめていました。
皆さんの視線もこの作品の一部になるのでは。沢山の方にこの感覚を味わってもらいたいです。

山田:まずは今日、第一弾として皆さんにお届けできて安心しました。
色々な方が、心の動きとして経験あることを描いたんじゃないかと思いますので、怖がらないで観てもらえたら。
音楽や音にもこだわって、映画館で最高のパフォーマンスで観られるようにしていますので、ぜひお誘い合わせの上でお越しいただけたら嬉しいです。

 11月28日は山田尚子監督のお誕生日です。なおたんイェイ〜!(咲-Saki-での風習を他の界隈にも持ち込むスタイル)

 毎年、誕生日に何か記事をあげたいねと思いつつも実行しないままだったので、今年は一念発起してちょっとした調べ物してみました。(本当はサイン会レポ書く際に入れ込もうと思ってそのままになってました……)

 以前、ユーフォのBlu-ray購入時のキャンペーンで山田監督のサイン色紙貰った際にも比較記事などを書いてますので、その続編みたいな感じです。

参考:「響け!ユーフォニアム」直筆サイン抽選プレゼント企画に当選しました
http://htt123.blog.jp/archives/1051612641.html

それぞれの共通点と違いとか箇条書きで。

<2015年サイン会>
yamadanaoko_sign01

<ユーフォ特典色紙>
yamada_sign02

<2017年サイン会>
yamadanaoko_sign20171029_03

1.名前の最後の「こ」の字
2015年サイン会:ハートマーク
ユーフォ特典色紙:キャラクターが描かれています
2017年サイン会:ハートマーク

2.宛名の敬称
2015年サイン会:XXさまへ。
ユーフォ特典色紙:XX様へ。
2017年サイン会:XXさまへ。

3.日付表記
2015年サイン会:H27.11.1(和暦表記)
ユーフォ特典色紙:なし
2017年サイン会:2017.10.29(西暦表記)

 2017年のサイン会では、何色かのカラーペンを適当に交換しながらサインされてましたので、文字色については比較しません。

 あと、今回の硝子の色紙に描かれた花も気になったので調べてみました。
植物は門外漢なので、インターネット上で画像と照らし合わせてみたら「カンシロギク(ノースポール)」が近いかなと思うのですが如何でしょうか?(詳しい方教えて下さい)
因みに花言葉は「清純」「誠実」「冬の足音」「高潔」だそうです。

カンシロギク - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ カンシロギク

ノースポールの花言葉

 前回に引き続き「 私たちは、いま!!」内のイベントレポート。実はセカイが応募したのは、山田尚子監督の出演が事前にアナウンスされていたこの監督・演出トークステージとサイン会のみだったり。
ima3_01
■第3回京アニ&Doファン感謝イベント 私たちは、いま!!―2年ぶりのお祭りです― 届け!京アニ&Doのいろいろ編「監督・演出」トークステージ
日時:2017年10月28日12:10〜13:00
会場:京都市勧業館(みやこめっせ) 3F ステージイベント会場
出演:石原立也山田尚子小川太一山村卓也武本康弘(敬称略、当日の左からの並び順)
司会:白石稔
ima3_02
 いつも通り自分のメモ用にトークショーの様子を纏めてみました。メモからレポート起こしているので、微妙なニュアンスの違いや意味の捉え間違い、大幅な聞き漏らし等もあるかと思います。もし明らかな誤記がございましたらご指摘頂けると助かります。

 なお、スクリーンに映し出された作品一覧は、メモを取りきれなかったので後日、自分で調べなおしていますので、抜けや並び順の違い等あります。

参考:第3回京アニ&Doファン感謝イベントの山田尚子監督サイン会に参加してきました
http://htt123.blog.jp/archives/1068530063.html
参考:「第2回京アニ&Do ファン感謝イベント」京都アニメーション監督対談!レポート
---
石原:京都アニメーションで監督・演出をしている石原立也です。

山田:京都アニメーションで監督・演出をしている山田尚子です。

小川:京都アニメーションで監督・演出をしている小川太一です。

山村:アニメーションDoで演出をしている山村卓也です。

武本:京都アニメーションで監督・演出をしている武本康弘です。

司会:以上のメンバーでこのステージを進めていきます。
よろしくお願い致します。

改めてお話し伺っていきますが最初のコーナーはメンバー紹介です。
まずは石原さんから。

---スクリーンに石原立也監督の携わった作品一覧が表示される---
監督:AIR
涼宮ハルヒの憂鬱
Kanon
CLANNAD-クラナド-
CLANNAD〜AFTER STORY〜
涼宮ハルヒの消失
日常
中二病でも恋がしたい!
中二病でも恋がしたい!戀
響け!ユーフォニアム
響け!ユーフォニアム2
無彩限のファントム・ワールド など
------

石原:何か縦読みとかするところあるんですかね(笑)

司会:特にそんなアナグラムはないです(笑)

石原:最後に「など」ってありますが、ほぼ全部だと思います。

司会:初めて演出した時の事や大変だったこととか覚えていらっしゃいますか?

石原:最初に演出した時は難しかったですよ。
演出って自分が思う目標と実際が、キャッチボールで言うところの、思ったところにボールがいかないような、自分が投げるときのコントロールが難しいところがありまして、例えば尺やカット数がオーバーしたりします。
最近はようやくコントロールがきいてうまく収まるようになりました。

司会:入社当初の思い出はありますか?

石原:大変でした。
最初は他社さんの仕事でセルの色塗りや動画もやりました。
最初の動画は、ブランコの止めのシーンでした。

小川:声優以外全部やったって聞きましたが?

山田:撮影も?

司会:背景も?

石原:すみません、そこまでやっていません。
入社してから年でいうと30年くらい、あっという間でした。

司会:「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」「響け!ユーフォニアム(2年生になった久美子たち)」の映画の状況はいかがでしょうか?

石原:「ユーフォ」はシナリオの打ち合わせをやっています。
「中二病」は来年1月公開なんで、かなり出来上がっています。

司会:「中二病」はキービジュアルが先日公開されました。

山田:「じゅっか(小鳥遊十花)さん」めちゃくちゃ怖い。

司会:「とおか(十花)」です。

山田:あ……、(ちゃんと読めるか)試したんですよ(笑)

司会:劇場作品を2作も抱えていますが、そんな監督はそうそういないのでは?

石原:よくぞ言ってくれました。
正直、忙しくて「届けたいメロディ」の時はほとんど覚えていないです。

司会:では続いて山田さんを。

---スクリーンに山田尚子監督の携わった作品一覧が表示される---
けいおん!
けいおん!!
映画けいおん!
たまこまーけっと
たまこラブストーリー
映画 聲の形 など
------

山田:今回、漢字の作品が増えたんですよ(笑)

石原:しかも難しい字(笑)

山田:前回はひらがなばかりだったのに。

司会:映画「聲の形」上映から1年経ちましたが如何でしょうか?

山田:まだ半年くらいしか経っていない気持ちです。
今回のステージは、聲の形の演出メンバー(小川さん山村さん)が揃っているんですよ。
もう1年前なんですよね、時が経つのが早くて怖いです。

司会:反響は如何だったでしょうか?

山田:「聲の形」は人それぞれの受け取り方が違う作品だと思いますので、作品を出した時点で私の役割は終わったなと思っています。

小川:山田さんの力の入れようが凄くて山村さんが凹んでいました。

山村:自分の中で落とし込みが足りないかなと凹みました。

司会:次作の「リズと青い鳥」はどういった話でしょうか?

山田:「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品で、オーボエとフルートの子の話になります。
原作読まれた方いらっしゃいます?

(会場から挙手がチラホラと)

山田:なかなかハードコアですよね。
「聲の形」と違ったハードコアさがあるんで、気合を入れていかないとと思っています。

司会:続いて小川太一さん。

---スクリーンに小川太一さんの携わった作品一覧が表示される---
演出:氷菓
たまこまーけっと
Free!
境界の彼方
たまこラブストーリー
甘城ブリリアントパーク
無彩限のファントム・ワールド など
監督:響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜
------

司会:「響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜」での初監督は如何でした?

小川:演出だけでは経験できないこと、音楽の打ち合わせ等がとても刺激になりました。
監督はゼロからつくらないといけないので大変だなと思いました。

司会:石原さんからみて、小川さんの監督ぶりはどうでした?

石原:「響け!ユーフォニアム」に監督として携わっていた身からして、僕だと時系列を入れ替えるとかはしないから、そういった僕にはない新しい発想がいいなと、よくやっているなと思いました。

司会:では続いて山村さん。

---スクリーンに山村一さんの携わった作品一覧が表示される---
演出:中二病でも恋がしたい!戀
たまこラブストーリー
Free! -Eternal Summer-
甘城ブリリアントパーク
劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇
響け!ユーフォニアム
無彩限のファントム・ワールド
------

司会:直近の演出は「特別版 Free!-Take Your Marks-」ですか?

山村:1〜3話のコンテやっています。

司会:今は何をされていますか?

山村:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」をやっています。

司会:どんな感じでしょうか?

山村:先行上映回での反響もよかったんで、お楽しみにとだけ。

司会:続いて武本さん。

---スクリーンに武本さんの携わった作品一覧が表示される---
監督:フルメタル・パニック?ふもっふ
フルメタル・パニック?The Second Raid
らき☆すた
涼宮ハルヒの憂鬱
涼宮ハルヒの消失
氷菓
甘城ブリリアントパーク
映画ハイ☆スピード!-Free!Starting Days-
小林さんちのメイドラゴン など
------

山田:カタカナが多い。

武本:メンバー紹介だけで時間オーバーしてるってカンペが出てますが、巻かなくて良いんですか?

司会:そういったことはこちらでするんで気にしなくて大丈夫ですよ(笑)
メイドラゴンはコメディ色多い作品ですがどうでしたか?

武本:コメディよりも、ゆったりとした部分を楽しんで貰えたら。
ゆるっとした感じ。

司会:「メイドラゴン」の監督やってどうでしたか?

武本:楽しかったです。

山田:「メイドラゴン」楽しかったです。家族大事だなと。

司会:他の方の何か気になるところはありますか?

小川:中二病の戀やっているのに、先程の作品一覧に入ってなかった。

司会:スタッフから「など」に入っていますとカンペがありました。
以上、自己紹介のコーナーでした。

続いてはプレゼントコーナーです。
(抽選で5名に登壇者のサイン入りポスターがプレゼントされました。)

司会:続いて質問コーナーです。
質問1:監督の仕事ってどんなことをされるのですか?

石原:友達にも聞かれますが、(実写の)映画監督の撮影風景とかは見たことあるかと思いますが、やっていることは変わらないです。(実写の)映画監督は、役者のお芝居に対してOK/NGを出しますが、アニメはキャラクターのお芝居をアニメーターが描くので、それがOKならOKを出し、お芝居が駄目だったら描き直しを依頼します。

あとはシナリオの打ち合わせや音楽を決めたりです。
ハリウッドの監督は編集権が無いと聞きますが僕達は最初から最後まで、Blu-rayのパッケージ等にも関わります。

武本:僕はパッケージについて聞かれたことないですよ(笑)

小川:監督と演出の違いは?

石原:監督は、作品全体をひっくるめての舵取りをしています。

小川:僕がもっと監督のことについて聞きたいのでありがとうございました。

質問2:クリエイターと違う考えのキャラクターを描く時はどうしますか?

山田:私が心がけるのは、偏った見方をしないことです。
このキャラがこういった行動をとった理由を見て、私の価値観を入れないようにします。
キャラが想像つかないことを言ったとしても、尊重して理解に努めます。

司会:小川さんはどうでしょう?

小川:山田さんがすごく良いことを言ったんであまり言うことはないですが、個人的には「キャラクター」と言いたくないです。アニメーションって「いかす」という意味なので生きていると考え、心がけています。

司会:山村さんはいかがでしょう?

山村:皆さんと大体同じです。キャラクターが生きてきた上での行動なので。

司会:武本さんはいかがでしょう?

武本:みなさんと同じです。
あえて言うなら、自分でわからない時は人と打ち合わせたり、他の人に頼ったりもします。

司会:石原さんはどうでしょう?

石原:僕の場合は、訳がわからないキャラクター、例えばフルメタのガウルンとかはどういった人生を歩んできたかが難しいが、ユーフォや中二病といった普通の人間が多い作品では悩んだことがない。
(質問受けた際に)最初に浮かんだのは「エミュレーション」かなと。

小川君が「キャラクター」という言葉について触れていたけど、「キャラクター」という言葉には、個性や性格といった意味もあるので、そんなものかなと。

質問3:自分が観たいものとお客さんが観たいものは違うことがあると思いますが、どう調整していますか?

武本:主観と客観で永遠に悩み続けるのが監督かなと思っています。
出してみて良かったと言われたり、つまんないと言われたり。

司会:山村さんはバランスどうされています?

山村:ちゃんと伝わるかどうかかなと思います。
それを基準に絵コンテをやっています。

質問4:キャラクターの性格をつかむのに、何を参考にされていますか?ビジュアルでしょうか。

石原:ビジュアルはないと思います。
原作があるものについては、キャラクターの行動から性格をつかんでいます。

山田:家族とかまわりの兄弟とか、そういったところから導き出しています。
あとは部屋の配置とか、服もどんな色のものを着るとかからもキャラクターの性格が見えてきます。

司会:ここでパワポを見てみましょう。

---画面に以下の作品タイトルが表示される---
劇場版 Free!-Timeless Medley-絆
劇場版 Free!-Timeless Medley-約束
劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~(Todoketai Melody)
特別版 Free!-Take Your Marks-
映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-
---

質問5:京アニ映画イヤー、作品の副題にTMが出てきますが偶然ですか?

石原:結論から言うと偶然です。他の作品のことを考える余裕はないです。

司会:たまこまーけっともそう(TM)ですね。

質問6:アイデアやイメージが湧いてくるのはどんな時ですか?

小川:歩いている時やトイレに入ってる時です。
細かいことでもどんどん連想していって、「あっ、これ面白いな」と考えていきます。

逆に、集中してそのことだけを考えて絞り出す時もあります。
そういうのが良い時もあります。

司会:山村さんは?

山村:コンテとかガーって描いてて「あっ」て思いつく時はあります。

山田:山村さんは絵コンテ描くのがめっちゃ早いですよね。
聲の形の絵コンテも、山村さんが手をかざしただけでできてる(笑)

石原:山田さんは考える時間が長いけど、描くと早いよね。じゃないと間に合わない。
考える時はスフィンクスになってる(笑)

山村:聲の形の絵コンテ描いてる時、めっちゃ集中してて質問に行けなかったです。

小川:山田さんは下書きをしないし独特ですよね。
普通は、流れを描いて清書してって感じなんですが、山田さんはいきなりコンテ用紙にサッと描き始めて。

山田:(下書きと清書で)2回描き直すのが……。

質問7:次にどんな作品が予定されていますか?

司会:先日、発表になった「ツルネ」についてお話を……、スタッフがまだ発表されていないですが、これについて喋って頂きたいと……。

山田:ツルネ(末尾が上がる)、ツルネ(末尾が下がる)どちらですか?

司会:どなたにお聞きすれば良いんでしょうか、では目線が集まっている山村さんに。

山村:「ツルネ」は弓道を中心としたお話しです。

司会:以上、質問コーナーでした。
では最後に挨拶をお願いします。

武本:ちょっと生憎の天気ですが沢山の方に集まってもらえて嬉しいです。
展示も見どころありますんで楽しんで貰えたら。

山村:雨の中ありがとうございます。
沢山作品つくっていくんでお楽しみ頂けたら。

小川:(BGMで流れている「ねぐせ」(たまこまーけっとED)に反応して)
この曲を聴くと原画時代を思い出します。
いまステージに立っているのが感慨深いです。

山田:「ねぐせ」がかかってテンションがあがりました。
小川さんに原画やってもらいました。
京都以外からお越しの方もいらっしゃるので、京都の紅葉なども楽しんで下さい。

石原:現在、映画館で上映中のFree!、ユーフォに続いて「リズと青い鳥」「中二病」「ツルネ」と色々つくっていきたいです。
楽しんで下さい。

このページのトップヘ