気付けば2017年9月18日の「3時間で松江市内のシノハユ舞台をまわってきました」以来、久しぶりの咲-Saki-舞台探訪記事。新道寺や小城をはじめ、それなりに探訪はしているんですがblogにまでまとめきれてなく……。

 青森で開催された「シャーマンキング展」に8月22日に行ったついでに、翌日は下北半島の恐山と「咲-Saki-」19巻文教堂特典の舞台に行ってきました。
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 当時のだーはらさんの発見報告を見て以来、下北半島だし公共交通機関で到達困難だろうなと半ば諦めていたんですが、何とバスで行けるとのこと。今回、2日間ご一緒しただーはらさんが恐山行きも含めた完璧なプランを立ててくれました。余談ですが、むつバスターミナルや下北駅でシャーマンキングの舞台探訪もしております。

《2020年8月23日の行程》
・青森駅06時53分発
 ↓青い森鉄道・八戸行
・野辺地駅07:40着
     08:05発
 ↓JR大湊線・大湊行
・下北駅09時01分着

・下北駅09時10分発
 ↓下北交通・恐山線
・恐山09時53分着
【恐山参拝】
・恐山13時00分発
 ↓下北交通・恐山線
・むつバスターミナル13時30分着
          14時40分発
 ↓下北交通・佐井線下り
・二枚橋15時19分着
【咲-Saki-舞台探訪】
・二枚橋発17時03分
 ↓下北交通・佐井線上り
・下北駅17時55分着

・下北駅発18時17分
 ↓JR・青い森鉄道 快速しもきた・八戸行
・八戸駅19:59着
    20:12発
 ↓JR新幹線はやぶさ48号・東京行
・東京23時04分着

 というわけで、はやりんの舞台に行くには下北交通佐井線の二枚橋停留所で下車後、大間線のアーチ橋を右手に見ながら少しだけ引き返します。
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 すると、右手側に二枚橋地区防災広場(かつては小学校だったそうです)に向かう道がありますので、その途中が舞台となります。
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 歩いていたらひと目で気付くレベルです。
近くには休日はお休みの個人経営の薬屋さんが1件あるのみなので訪れる際はお気をつけ下さい。

 撮影途中に1935年生まれの地元のおじいさんが通りかかって、大間線のアーチ橋について色々と教えて頂きましたが、おじいさんが子供の時に出来た戦時中の建築でコンクリートの寿命的にもいつ崩れてもおかしくなく、よく撮影している人が居るとのこと。

 アーチ橋を下から見上げたところ。年季が入った感あり。
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 はやりんの舞台を反対側から、奥に見える自販機のあるお店がお休みだった薬屋さんです。
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 アーチ橋をくぐった先には二枚橋地区防災広場があります。
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 なお、自分の撮影はあっさり15分程度で終わったのですが、構図合わせの鬼と化しただーはらさんは少し長めの1時間半という滞在時間でも満足いく写真は撮れなかった模様。

 さて下北交通の二枚橋停留所ですが、下り側の道路にしか案内表示板の設置が無いようで(下り・上りどちらの時刻表も掲載してました)、帰り(上り)のバスが来た際には下り側の道路で思いっきり手を振って気付いて貰え停車してくれました。自信が無い方は隣の停留所まで歩いて移動した方が良いかもしれません。

 気になるバス料金は以下の通り。我々は恐山に寄ってからなので、むつバスターミナルから乗車しましたが、下北駅から直接行くことも出来ます。

 むつバスターミナル→二枚橋:660円
 二枚橋→下北駅:780円

 また今回は青森県内の電車移動には青春18きっぷを使いましたが、土休日限定ですが「あおもりホリデーパス」でもほぼ同等の2,520円で青森→野辺地→下北→野辺地→八戸の移動が可能です。

 下北交通は、バスターミナルに赴きがあったり、かつての大畑駅を停留所として利用し5分間停車してくれたりと、なかなか楽しめる路線でした。廃線探訪や自動車駅にときめく方にはクるものがあると思います。青森に来た際はぜひ。

下北交通むつバスターミナル
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旧大畑駅
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