桜高鉄道倶楽部れんらく帳

2016年09月

 映画「聲の形」公開ということで関東・関西でキャストと監督による舞台挨拶が行われました。

 セカイは2014年5月30日の「たまこラブストーリー」スタッフ舞台挨拶以降は、山田尚子監督が公の場で何かお話しされる際は欠かさず参加しレポートを残しているんですが、流石に舞台挨拶の数が多すぎて残念ながらコンプリートが不可能となりました。

参考:過去のレポート一覧
http://htt123.blog.jp/archives/cat_1163745.html
 
日時:2016年9月17日14:40回上映終了後(全国の劇場でライブビューイング実施)
会場:新宿ピカデリー
登壇者:山田尚子(監督)、入野自由、早見沙織、金子有希、石川由依、潘めぐみ、豊永利行、松岡茉優
司会:星野卓也
※敬称略
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 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。一部聴き逃しやメモ間違い微妙なニュアンスの違い等あるかもしれませんが雰囲気だけでも味わって貰えたら幸いです。

当日の登壇者の衣装などは下記をご参考下さい。 

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司会:ではまず挨拶と、映画「聲の形」公開初日を終えての率直な気持ちをお願い致します。

入野:沢山の方々に来てもらえて嬉しい。

早見:遂に初日を迎えることができて感慨深いです。今日はよろしくお願い致します。

松岡:皆さんの優しい顔がみられて嬉しい。

金子:舞台挨拶も楽しんでいって下さい。

石川:私も漫画原作から好きで、今日を楽しみにしていました。

藩:沢山のお客さんに加えライブビューイングもあって緊張しましたが、皆さんの顔を観て安心しました。

豊永:(本日の格好について)一見チャラい格好ですが、真柴はこういうキャラじゃないというようなコーディネイトになりました。
山田:無事に初日を迎えることができました。よろしくお願い致します。

司会:キャラクターを演じる上で意識したことは何でしょうか。

入野:アフレコ前に監督と、本作品は障害やいじめを題材として扱っていますが、本質は「繋がりたいけど繋がらない」、「伝えたいけど伝えられない」というディスコミュニケーションだというのがテーマだとお話ししましたので、芝居に悩んだ時はこれを拠り所にしました。
あと、監督からは演じる上で「将也は大きな小動物が怯えている感じ」というアドバイスを頂きました。

松岡:あれ、ここ前の会場では大受けだったんですが……。

山田:(舞台挨拶で)受けた受けないって面白いですね。

早見:山田監督と音響監督の鶴岡さんとアフレコ前に、硝子は聖人君子でも天使でもない、地に足の着いた、もがきながら必死で生きている女の子ということを確認しました。

今回登場するキャラクターはどのキャラクターも一人の人間を表している。人間の、見たくない、嫌なところも描かれている。作品で一つの「人間」というものを描いています。

松岡:原作も見ましたが小学生の将也はクソガキで、最初は愛情を持って演じられないと思ったが、山田監督から「将也は純粋無垢なヒーロー」と聞いてから、愛情を持って演じられるようになり、将也を愛おしく感じるようになりました。

山田:愛情を持って演じてもらったのでこの作品ができました。

司会:お気に入りのシーンはどこでしょうか?

金子:全部と言いたいところですが、花火が打ち上げられたシーンは感動し心に残りました。山田監督は(そうは)思っていなかったかもしれませんが、花火の爆発や、モヤモヤとした煙や(散っていく)儚さに人生の全てが入っているような気がしました。

山田:素敵なお答えなので、その通りということにしておきます。

石川:注目したいのは音です。
昨日たまたま、(音にうるさい)スタジオのスタッフが試写会に行ってきて、「色々な音が使われていた、BGM、音で気持ちを持っていくというよりも自然な感じでBGMを使っている」と感心していました。

山田:そのサントラが現在、発売中です。
今回は「音の形」に拘りました。
聴こえるだけじゃない、感じる音、物質の音としても拘っています。
劇場での音ということに拘っています。

藩:橋の上で、それぞれが言葉でぶつかり合うシーンが、川井を演じていて凄く難しかったが、包み隠さないことが出てきた。新たな彼女が生まれました。

山田:川井は「生まれながらのシスター」です。そうでないシスターだったら、例えばスカートの裾が捲れていたらシスターらしくないと直してしまいますが、「生まれながらのシスター」は、裾を無くさなくてもシスターらしさを失わないんです。
川井は心がキレイで素直な子です。

藩:心の裏表がないですよね。

山田:そこが魅力的です。

豊永:見どころはいっぱい有りますが、手話を覚えたいと思いました。
なるほどと思ったのは、花火のシーン手前の飲み物の中に波紋が広がるシーンです。初めて気づいた時は衝撃を受けました。
細かいところですが、そこが感動しました。

山田:硝子が体中で花火の振動を受けているシーンですので、気づいてもらえて嬉しいです。

豊永:音にあふれていますね。

山田:音は物質なんで。
真柴も良かったですよね。最後の一言の成長が凄い。最初に戻ってきた。

司会:制作時に拘ったところは。

山田:音に対する解釈、読み解きです。
将也を包む世界(将也にとっては死角の世界)の美しさ、将也と一緒に世界を悩ませないように気をつけました。

司会:監督は昨日、AIKOさんに会ったそうですね。

山田:昨日がライブで「恋をしたのは」初披露ということでしたので呼んでもらいました。
AIKOさんは凄い熱量で「聲の形」が大好きということが伝わってきました。会う前もラフを見てもらったりしてました。

司会:最後に挨拶をお願いします。

早見:「聲の形」初日にお越しいただきありがとうございます。
この作品には、声にならない声がいっぱい詰まっています。自分の中にある、形になっていない思い、そういうものに気づいて貰えたらと思います。

入野:真っ直ぐに痛いところ、苦しみ、楽しみを嘘ではなく正直に描いているところが作品の魅力ですが、根っこにある、伝えたい、繋がりたいという想いを詰め込みました。

山田:まっすぐな心を描いた作品です。きっと何度でも観てもらえる強度のある作品になったと思います。明日に繋がる作品になっているかと思います。

 「たまこラブストーリー」地上波初放送日に併せてblog更新。いや単純に遅れただけなんですが……。
 さて先日、「たまこまーけっと」セレクション上映観賞のために京都に行った際、1年ぶりにうさぎ山高校のモデルである聖母女学院を見学してきました。

うさぎ山高校のモデルとなった聖母女学院を見学してきました
学校法人聖母女学院

 前回は、本館を中心とした見学コースを担当者の方に案内して頂き、写真を何枚か撮っただけだったんですが、今回は「TAMAKO MEMORY'S NOTE」を持参して、見学の最中に色々とお話しを聞いてたり、実際に照らし合わせて比較してみました。
 
 ちょこちょこと印象に残った話を箇条書きに。

・「たまこラブストーリー」劇中でかんなちゃんがビニールシート広げてお昼食べる場所では、実際に食事する生徒も居る。それこそ運動会の時にはビニールシートを広げて。
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 ・体育館は「TAMAKO MEMORY'S NOTE」の体育館の設定ページの通り。
・教室も「TAMAKO MEMORY'S NOTE」の設定ページと似た感じ。
・聖母女学院の制服は、モデルチェンジする前はうさぎ山高校の制服と一緒のジャンパースカートで小中高と一貫して同じデザイン。ベルトのバックルが無い。
・たまこと同じ青いセーターも制服としてあったけど、ずっと着続けていると裾部分がくたびれてしまうので、カーディガンも追加した。どちらを着ても良い。
・ジャンパースカートが制服の学校は少ない。

 因みにセカイが何で制服について色々聞いたのかというと、実はうさぎ山高校は中高一貫校という設定がありまして、 たまこはどうだったのかを確認したかったんですよね。

「第2回京アニ&Do ファン感謝イベント」展示レポートVol.4 うさぎ山学園見取り図他
 というのも「たまこラブストーリー」劇中で、あんこちゃんにたまこの中学時代のお下がりのセーラー服を着せるシーンがありますが、中高一貫校に通っていたなら制服はずっと同じじゃないかなと心に引っかかっていまして……。
モデルである聖母女学院さんでは、制服は小中高と同じだったということですし、たまこはやはり高校からうさぎ山高校(うさぎ山学園)で、中学は別の学校に通っていたと考えるのが 自然かなという結論に至りました。

本題の聖母女学院さんの写真も何枚か。

本館全景、ほんと素敵な建物。
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かんなちゃんがビニールシートしいてお弁当を広げてた辺り。
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いつも通り、ラバストと絡めて本館の撮影を。
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聖母女学院さん、ありがとうございました。

 9月17日(土)からの映画「聲の形」公開を記念して、新宿ピカデリーで「たまこまーけっと」セレクション上映 が行われました。
 「たまこまーけっと」は1、2、9、11、12話の5話が上映され、終了後にはスタッフによる舞台挨拶が行われました。

映画『聲の形』公開記念京都アニメーション特集上映 開催決定!

日時:2016年9月8日20:00〜
会場:新宿ピカデリー
登壇者:山田尚子監督、洲崎綾
司会:松竹 向井
※以下敬称略
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 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。一部聴き逃しやメモ間違い微妙なニュアンスの違い等あるかもしれませんが雰囲気だけでも味わって貰えたら幸いです。

 当日のお二人の衣装は下記をご参考下さい。
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司会:まずは挨拶からお願いします。

洲崎:ちょっとたまこでやっていいですか?

(たまこ風に)
『皆さん、こんばんは。北白川たまこです。今日は来て頂きありがとうございます。楽しんで下さいね。』

改めて、北白川たまこ役の洲崎綾です。久しぶりのたまこイベントなんで懐かしい話も沢山出来たらと思います。

山田:監督の山田尚子です。今日は短い時間ですがよろしくお願い致します。

司会:久しぶりの「たまこまーけっと」でのイベントですがどうですか?

洲崎:「たまこまーけっと」を大きいスクリーンで観られるのが嬉しいです。
イベントのために改めて見直したら訳も分からず涙が出てきました。私にとっても原点と言える大事な作品です。今日は皆さんと同じ時間を過ごせるのがとても嬉しいです。沢山お話ししたいです。

司会:時間もありますので。

山田:上映する話を1話削って(笑)

久しぶりに洲崎さんに会えて感無量です。洲崎さんは髪も伸びてお姉さんになって都会に染まってしまった(笑)

洲崎:当時は髪が短くて、(今回のような)たまこの髪型ができず、今日はAmazonで急遽、(たまこと同じ髪留め)を買ってきました。

山田:オーディションの時、ショートカットの洲崎さんに目をつけていました。

洲崎:えー、なら髪切ります(笑)

司会:お二人が会われるのは何時以来でしょうか?

山田:P'sライブ以来でしょうか。「こいのうた」歌ってる時、洲崎さん泣いてましたよね。「こまっちまうくらい大好きで」とか怪しかった。

(口笛を吹いて誤魔化す洲崎さん、まさにたまこそのものでした)

洲崎:今日は、久しぶりにお会いするスタッフさんもいるので懐かしいです。

山田:洲崎さんが出町桝形商店街に行かれる度にLINEを貰うので、連絡はあるのですが本物を観るのは久しぶりです。

司会者:他のメンバーとの交流は続いてますでしょうか。

洲崎:直近では田丸氏に会いました。お立ち台で踊ってましたよ。

山田:そういうの、オーディションでは見抜けなかった(笑)

洲崎:家でたまこを観直してたら、もち蔵が(かっこ良くて)田丸氏であることをしばらく忘れてました。
ようやく客観的にたまこを観られました。
たまこは可愛いなと。
あと、モチマッヅィをモチンマィに変えろ辺りのやり取りを、本当にケタケタ笑いながら観ました。

司会:今回上映する話数は山田さんが選ばれたそうですが。

山田:最初、何話上映できるか分からなかったので4話だったらラブストーリーセレクションの1、2、5、9話を、5話だったら1、2、9、11、12話のまーけっとセレクションをと思っていました。まーけっとセレクションは、デラちゃんとたまこの出会いと別れです。異議がある方は今どうぞ。

洲崎:3話がありません。
私だったらこれに、3、5、10話を追加します。

山田:5話を選ぶのは難しかった。

洲崎:Everybody Loves Somebody な話を選んでますね。

会場の皆さんと商店街のかけ声やりたいです。
洲崎:「うさぎぴょこぴょこ」
会場:「うさぎ山」
洲崎:「今日も元気な」
会場:「商店街」
会場:「わ~」

洲崎:今日はデラちゃん出ないんですかね?

司会:今日はサプライズゲストは無いですよ。

洲崎:たまこの資料まとめたファイルを見直してたら、デラちゃんの設定のところに「ディナーショーの時の美川憲一」って書いてあった。
(山崎)たくみさん元気かな、会いたい。

司会:アフレコ現場はどうでしたか?

洲崎:緊張して記憶があまり残ってないです。

山田:深夜帯のアニメにしては珍しい大所帯で、ベテランの方も沢山いらっしゃいました。別録りは無かったですね。

洲崎:新人だけで固まったら良くないだろうとバラバラに別れたら、ベテランの方に挟まれました。

殆どアフレコ経験ない状態だったんで、家でペットボトルをマイクに見立てて、(アフレコ現場で)どのマイクも使えるように練習していたんですが、いざ本番では気を使って頂き専用のマイクをもらえたんですが、時々田丸氏が空気を読まずに私のマイクを使ったり(笑)

山田:アフレコはすごい賑やかでした。

洲崎:12月には私の誕生日を祝ってもらいました。
チューベローズのアロマキャンドルを貰いました。お豆腐屋の川原(慶久)さんが買いに行ったそうです。

先日、長妻樹里が遊びに来ました。
ブリティッシュショートヘアーの猫を撫でにきました。

司会:それぞれの第一印象はどうでしたか?

洲崎:美人だなと。

山田:先ほども言いましたがショートカットがいいなと。
この子がたまこだったらいいなと思ったら、たまこになりました。

洲崎;二人で1、9話のオーディオコメンタリー録った際にも話しましたが、オーディションの時に「チューリップ」を下手そうに歌うってのがありまして。

山田:歌っている様子が幸せそうで、悪く言うとアホっぽくて可愛かったです(笑)
わざと下手に歌っているんですけど、演技と感じさせない自然さがありました。

洲崎:私は生き急いでるタイプなんですが、たまこは、真面目で大らかな子なんで、電車に乗る際、特急に乗るのを止めて各駅に乗るようにしました。

山田:そんな役作りもあるんだなと。

洲崎:たまこ役に決まった時は、渋谷のサイゼリヤで大号泣しました。

司会:「たまこラブストーリー」を制作することが決まった時はどうでしたか?

山田:「たまこまーけっと」の続きがつくれることが嬉しかったです。
「たまこまーけっと」制作は居心地の良い現場でまたやりたいと思っていました。
どうやってかわいくしようか考えました。

あと、誰もがラブストーリーと聞いた時にもち蔵とたまことは思っていなかったのが可哀想だった。

洲崎:新キャラが出るんじゃないかと思っていました。豆大そっくりな人が現れてとか。

山田:豆大といえば、たまこと豆大の頭の形が凄く似ているんですよ、血縁を感じます。

洲崎:コメンタリーの時も出ましたが、OPでセルフ岸本屋さん前で小学生がストッキングを見てるシーンが面白い。

山田:ストッキングをめっちゃ選んでる小学生男子が面白い。OPですのでこれから5回観られますよ。

司会:「たまこラブストーリー」やるときはどういう気持ちでした?

洲崎:「やったー!」というのと「ラブストーリー?」という気持ちでした。
たまこはどっしりしてて芯がブレなかったのに、どうなっちゃうのかと思った。
私も宇宙の入口に立ったみたいになりました。

司会:本日、来られない方に朗報ですが、9月16日(金)19:00から東京MXでの「たまこラブストーリー」地上波初放送が決定しました。

山田:覚えやすい語呂とかないんですか?
(洲崎さんが日付を口に出しながら一所懸命語呂を考える)

司会:あっという間にお時間になってしまいましたが。

洲崎:そこを何とか、上映する話を1話削ったり、OPを全部削ったりしてでも。
本当に「たまこまーけっと」をこうして観られる日が来て、少し(イベントあるんじゃないかと)期待していましたが嬉しいです。
たまこを通して、大事な人や場所が増えました。たまこがくれた出会いに感謝です。

今でもファンから、たまこについて触れられた手紙を貰いますが、その度に声優としてたまこをやれて良かったと思います。
たまこはとてもあたたかい気持ちになれる作品です、皆さんの中の大事な作品であれば嬉しいです。

山田:たまこが新宿ピカデリーで観られるのが感無量で嬉しいです。
「たまこまーけっと」は本当に大事な作品で嬉しいです。
良いこと言いたいけど、思いが大きくてうまく言えません。

9月17日から「聲の形」も始まります。みどりちゃん役の金子有希さんも出てきますので良かったら観て下さい。

 映画「聲の形」の9月17日(土)から公開を記念して、新宿ピカデリーで「劇場版 響け!ユーフォニアム」上映 が行われ、終了後にはスタッフによる舞台挨拶が行われました。

映画『聲の形』公開記念京都アニメーション特集上映 開催決定!

日時:2016年9月7日20:45〜
会場:新宿ピカデリー シアター1
登壇者:石原立也監督、山田尚子(シリーズ演出)
司会:松竹 向井
※以下敬称略
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 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。一部聴き逃しやメモ間違い微妙なニュアンスの違い等あるかもしれませんが雰囲気だけでも味わって貰えたら幸いです。

公式TwitterでもUPされていますが、山田尚子監督の当日の衣装はこんな感じでした。 

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山田:「響け!ユーフォニアム」ファンの皆様、はじめまして。シリーズ演出担当の山田です。よろしくお願い致します。

石原:監督の石原です、よろしくお願い致します。

山田:(司会に現在の時刻が22:30だと知らされて)こんばんは、ですよね。夜分遅くすみません。

司会:石原監督と山田さんの2人でイベント出演されるのは初めてですよね。

山田:京アニイベントで監督4人出演してってのはありますが、2人だけってのは初めてです。

司会:お二人はどういったきっかけでお仕事をはじめられたのでしょうか。

石原:最初は山田さんが原画で、僕が監督でして、その辺りからフェードインしていきました。
(山田さんの経歴が分かっちゃうので)作品名言っちゃっていいのかな?

山田:隠してないんでいいですよ。2004年入社で今年13年目です。
Air SUMMER編が原画デビューです。

石原:その後、CLANNADでは演出を担当して貰いました。

山田:私「けいおん!」で監督やってたんですよ!

司会:皆さん知ってます(笑)

山田:その時は石原さんにアドバイザーとして参加してもらって、満を持して「響け!ユーフォニアム」でタッグを組み……。

石原:「けいおん!」の時と似たような……、似てないか。

司会:お互いの第一印象はどうでしたでしょうか?

石原:芸大あがりの風変わりなサブカルっぽい女の子だなと。

山田:石原さんは凄い先輩で芸歴も長いのに、腰が低い方でした。
Air SUMMER編でめちゃくちゃ下手くそな原画にリテイクを出す際、私の横に正座して説明して頂いて、腰の低い方だなと。

石原:監督はスタッフにそっぽ向かれるとアウトなんで。

山田:私も石原さんと一緒に仕事してると正座が板についた。
(お互いステージ上で正座して様子を再現する)

司会:舞台挨拶でステージの上で正座する人は初めてですよ。

石原:こないだは(黄前久美子役の)黒沢ともよさんにも正座して演技指導をしました。
立った状態ですと、どうしても上から目線になっちゃうんで、お互いの目線を合わせようとすると座っちゃうんですよね。

司会:お互い今だから聴きたいこととかありますか?

山田:今は石原監督と席が隣なんですよ。二人とも荷物が多くてダンボールも多くて室長から注意されてる。こんな話でいいんですか?

石原:むしろ(自分達に)聴きたいことはないですか?

司会:「響け!ユーフォニアム」製作時に苦労したことやエピソードとかありますか?

石原:初めて話すと思いますが、山田さんが部員の名前を決めています。

山田:昔のGS(グループサウンズ)の名前から頂いています。例えば沢田樹里(ジュリーこと沢田研二)や釜屋つばめ(かまやつひろし)など。パーカッションはその辺り(ザ・スパイダース)です。

石原:部員の名前はぶっちゃけ何でも良かったからね。
ボクは部員ではなくクラスメイトの名前を某電鉄会社の駅名から拝借しています。
これも初めてバラしましたね。

司会:「響け!ユーフォニアム」製作時の思い出話、ロケでの出来事とかありますでしょうか。

石原:ロケも近所だからねえ、そんなに遠くには行ってないし。
僕は行けなかったけど、一昨年の吹奏楽コンクールの関西大会は山田さんが行った。

山田:関西大会からは3校全国へ行けるんですが、出場したプロデューサーの母校が、ダメ金で。男子が泣き崩れたりして。

私は信条として、仕事では泣かない、泣く時もトイレでこっそりとしているんですが、思わず泣いてしまって。

石原:僕はコンテ描きながら泣いたりする。

司会:「ライディーン」は山田さんのこだわりとか。

山田:劇場版の音は音響監督の鶴岡さんのこだわりです。
TVシリーズではペラっとしてた音が青春っぽいと思っていましたが、劇場版ではカッコイイサウンドになっています。5.1chに組み直しています。

石原:最初の調整したものと新たに調整したものとで音の広がりが違うよね。

山田:最初の「パーン」がカッコイイ。

司会:今日が劇場版のパッケージ発売です。
特典が盛り沢山で、コンクールの仕様に近い集合写真とか付いています。
サウンドもDTS Headphone:Xで、5.1chなどのサラウンド音声を通常のステレオヘッドホン、イヤホン上で再現できる技術を搭載しています。

山田:イヤホンで前からも後ろからも音が聴こえるなんて、そんな聖徳太子感(笑)
どうなってるの?

石原:耳が2つしかないのに、上からの音とか下からの音とか分かるでしょ。きっとそんなもんなんですよ。

司会:映画会社が言うのもなんですが、映画館に来なくても劇場の音が聴けますよ。

石原:いやいや、体に響く音は映画館特有ですよ。

司会:本日、放映開始日も告知されましたが「響け!ユーフォニアム」2期の見どころは?

石原:言える範囲で……。
個人的に力を入れたのは宇治の花火大会です。結構本物に似ています。
マニアックな話になりますが、ここ2、3年は宇治では花火大会をやっていなくて、記憶と昔の写真から再現しました。
宇治の花火大会の写真をナグラさんに見てもらってつくりましたが、アナウンスがリアルで音の響き方がそっくりになっていると思いました。

山田:スピーカーの再現率が高いんでしょうか。

石原:宇治は山に囲まれててアナウンスが反響するんで、それが本物ぽいのかなと。地元の人が観たらリアルに思ってくれるんじゃないかなと。

山田:見どころは相変わらず、女の子の集団摩擦が熱いです。なかなかフィーチャーしない心の機微を描きました。吹奏楽部の熱量が独特で、朝も昼も夜もある意味トランス状態で、その隙間を切り取った生っぽさがあります。
あとは肩身の狭そうな男子部員とか。

石原:原作の武田綾乃先生の目線が面白いよね。

山田:久しぶりに原作を読み込みました。

司会:今後、更に熱くなっていくのでしょうか?

石原:1期とは違い、久美子が熱い女の子になっています。

山田:2期での久美子は立体的な動きをします。

石原:1期の久美子は受動的でしたが、2期の久美子は能動的ですね。

司会:最後に一言お願いします。

山田:今日はお集まり頂きありがとうございます。
改めて劇場の大画面で観ると迫力が凄いです。

9/17から映画「聲の形」が公開になります。良かったら観て下さい。
「響け!ユーフォニアム2」も手を抜いていないですよ。

石原:夜遅くまでお付き合い頂きありがとうございます。
「響け!ユーフォニアム2」もつくってまして来月から始まりますのでよろしくお願いします。

 正式な封切り前に映画「聲の形」が舞台でもある大垣で観られるということで、MOVIX京都での「たまこまーけっと」セレクション上映の帰路でこちらにも参加してきました。
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クールおおがき推進事業 映画「聲の形」特別鑑賞会 in おおがきの開催について
http://www.city.ogaki.lg.jp/cmsfiles/contents/0000030/30798/160728-1Koenokatachi.pdf 

開催日:2016年9月3日(土)
会場:大垣市スイトピアセンター文化会館・文化ホール
上映時間:14:00〜16:30(午後の部)

 本イベントで配布された映画「聲の形」関連資料一覧。
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 公開前に市長からの挨拶があり、その後に原作者の大今良時先生からのメッセージが読み上げられました。

「懐かしい風景に導かれて作品を描きました。大垣に住む沢山の人々が居たからこそ出来た映画だと思います。どうぞ御覧ください。」

 映画本編上映前に入野自由さんと早見沙織さんからの作品へのメッセージビデオがありました。暗くなってしまいメモを取れなかったので記憶に残った印象的な言葉のみを。

 入野さんは「7巻分の原作を元にしているので、どうしても省かれているエピソードがあるが、これが制作陣なりに考えた「聲の形」です。」と、早見さんは「同じ原作を読んでも監督・音響監督・私なりにそれぞれ解釈が異なった、色んな捉え方があると思います。」とコメントされていました。

 その後、噂の大垣市長がアニメーションになって大垣を紹介するショートフイルムを挟み本編の上映となりました。

 今回は上映1時間前に大垣に着いたので、少しだけ作品の舞台である大垣を散策してみました。
 
 街中には、こんな垂れ幕が下がり、各所にポスター掲出もあります。先着4,000名のショッピングバッグが気になります。
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 映画「聲の形」を上映する大垣コロナワールドのチラシもゲットしてきました。
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 キービジュアルにもなっている美登鯉橋は、駅からかなり距離(1.5km程度)がありました。美登鯉橋近くにある奥の細道むすびの地記念館では漫画の原画とアニメのパネル展示がありました。本当に少しだけ周っただけですが、本編鑑賞時に劇中で描かれる水路内の藻?の様子などが本当にそのままだなと改めて思いました。映画「聲の形」が封切られたら大垣コロナワールドに観に来る予定ですので、その際にはゆっくりと大垣を周りたいと思います。
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