「リズと青い鳥」の大ヒットを記念しての舞台挨拶が新宿ピカデリーとMOVIXさいたまで開催されました。

日時:2018年5月12日16:25上映前
会場:MOVIXさいたま シアター10
登壇者:種崎敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり、山田尚子監督
司会:小西(ポニーキャニオン) 
※以下敬称略

 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。微妙なニュアンスの違いや意味の捉え間違い、抜け等あるかと思いますが、雰囲気だけでも味わってもらえたら幸いです。
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司会:ではまず皆さんから一言ずつお願いします。

種崎:みなさん、こんにちは。鎧塚みぞれ役の種崎敦美です。
上映前の舞台挨拶ということで……、今回初めて観られる方いらっしゃいますか?
(会場からチラホラと手が挙がる)
初めての方もいらっしゃるということで発言には気をつけます。
ご来場ありがとうございます。

東山:みなさん、こんにちは。傘木希美役の東山奈央です。
約一ヶ月たっても劇場に足を運んでくれてありがとうございます。
リピーターの方もいらっしゃるようで、私もリピーターですが(笑)

藤村:みなさん、こんにちは。中川夏紀役の藤村鼓乃美です。
初めての方も結構いらっしゃったので、精一杯いいお話できたらと思います。

山岡:みなさん、こんにちは。吉川優子役の山岡ゆりです。
因みにユーフォシリーズも観たことなくて、今日が初めての方いらっしゃいますか?
(会場からチラホラと手が挙がる)
わー、その方の感想、すごく聞きたいです。感想はtwitterにでも書いてもらえると……。
楽しんでいって下さい。

山田:こんにちは、前回こちらで舞台挨拶させて頂いた時に北宇治カルテットの黒沢さん安済さんにポテトが美味しいと聞いていて、バーベキュー味が美味しかったです。
食べた方います?
あ、そういえば自己紹介しましたっけ?(笑)
京都アニメーションの山田尚子です。監督です。

司会:早いもので公開4週目を迎えましたが、映画の見所を教えてもらえますか?

山岡:とにかく、仕草、音、芝居が本当に繊細に描かれています。1分1秒を見逃さないようにしてください。
新キャラも個性的ですが、あまりピックアップされていないので、そういうところも観て頂けたらと思います。
やだ真面目?(笑)

司会:学校の日常の自然なワンシーンも観て頂けたら。

山田:今年の新1年生はすごい自由な子が多くて、今回出てくるオーボエの梨々花ちゃんをはじめ着崩し派が多いです。
急に自由になりまして校則どうなっているの?といった感じで個性豊かです。

司会:何でもない日常会話が多いですよね。

山岡:わざわざ自己紹介するシーンとかないので、気になる方は「響け!ユーフォニアム」シリーズを観てもらえたら。

東山:前作主人公の黄前ちゃんが自然に居て、前のメインの子たちも自然に溶け込んでいます。

藤村:キャラの目線、誰がどのタイミングでどこを観ているかに注目して貰えたら良いと思います。
出てくる女子がみんなかわいい。あそこの学校通いたい(笑)。

山田:私も通いたい(笑)。

司会:目線は意識されてますでしょうか。

山田:「リズと青い鳥」は目線の作品かなと思っています。
台詞以上にキャラの心情を語っていますので大切に描きました。

山岡:そんなに台詞ないですもんね。

東山:こんなにしゃべっていないシーンが続いて大丈夫なのかなと思いました。
静かだけど情報量が凄いです。

種崎:(アフレコ時に)立っている間も、(映像が)流れてる映像が勝手に入ってくるつくりになってました。
音楽担当の牛尾さんとHomecomingsさんのインタビューにもありましたが、奇跡のような作品だと思いました。
彼らと監督と作品のシンクロ率が奇跡のようだと思いました。

山田:どのインタビューですか?あとで教えてください。
実際にお会いしてお話した時は、作品のコアの部分、芯の部分の共有をしたやりとりをしたので……、あっとネタバレになる……、危ない。

司会:Homecomingsさんとお話したことはどんなことですか?作品が決まってからでしょうか。

山田:彼らが普段レコーディングをしているスタジオにお邪魔してでもとか聴かせて貰いました。
歌詞を書いた福富(優樹)さんが、ラストの1フレーズだったりAメロの始まりだったり……ハートキャッチされました。

山岡:劇中の演奏シーンもよくて、二人の演奏を聴くと鳥肌立って凄いと思いました。

山田:はい、言いたくなりますが言えない……(笑)

東山:オーボエとフルートの音がどれ一つとっても同じじゃない。サントラも思わず聞いて感じ入ってます。

山岡:映像と演奏で泣ける。

藤村:音の違いがちゃんと分かるってのが凄い。

山田:でっしゃろ(笑)
演奏された方にも演じ分けてくださり、音響の方も手を尽くしてくださって、あそこは面白いと思います。

司会:音楽で一つ見所を伝えるとしたらどこでしょうか?

山田:色んな見方、色んな目線、例えば学校の備品の目線とかもあるかなと思うんですが、それも音楽なんですよ。映画を観ているあなたも物音になれるんですよ。

司会;種崎さんは10回以上観られているようですが見所は何でしょうか?

種崎:先ほど話してた奇跡のようだの流れからなんですが、作品の中で偶然そうなった音楽、音も絵もなんですが、偶然でなく必然だったのでは。
アニメでこんな凄い作品ができたら、この後のアニメが大変だなと思いました。

東山:実写を絵にすると大変だなと思いますが、普段は気付かない実写の大切さ、絵や音に対して知覚過敏になってしまいます。それが「リズと青い鳥」症候群です。

山田:聞いていて、そんな凄いアニメ観てみたいと思いました(笑)

司会:最後に挨拶をお願いします。

山岡:「リズと青い鳥」は山田尚子監督の色んな世界がとても出ている芸術作品です。
色んな見方、感想があります。思いや感想を育んで楽しんで貰えたらと思います。

藤村:今みんながしゃべったことも伝わればいいなと思います。
この作品に関われて嬉しいです。
これからもいっぱい観て貰えると嬉しいです。よろしくお願いします。

東山:改めてありがとうございました。
フラットな目線を失ってしまうのではと思いネタバレしないように四苦八苦してます。言葉で魅力を伝えるのは難しいです。
スタッフやキャストさんのコメントさんの思いは公式TwitterでRTされている記事で読めます。
また行きたくなるような作品だと思います。
「リズと青い鳥」を宝物にして貰えたら嬉しいです。ありがとうございました。

種崎:世の中に沢山映画があるなかで「リズと青い鳥」を選んでくださりありがとうございます。
MOVIXさいたまに来た瞬間、おかえりなさいと言われたのが凄く嬉しかったです。
舞台挨拶ができるのは、皆さんが観てくれているからです。
映画は気付いたら終わっているので、観ていない方に教えて、伝えてあげて下さい。
今日で舞台挨拶最後ですよね?ありがとうございました。

東山:メチャクチャ大ヒットすればまた……。
(楽屋での)みんなとのふれあい、(東山さんの)奇跡のようなポニーテール(笑)、少女のような監督の笑顔とか瞬間冷凍したい、尊いかけがえのない作品です。
みなさんんお中に大切にしまっておきたいと思える作品になると嬉しいです。

山田:毎度最後に話すんですが、みなさん良い話をしてジーンと来たんで、(話すことを)考えられませんでした。
大切につくりましたの一言で、人と人とが向き合う瞬間を切り取りたいと思った作品です。
みなさんの大切な人にも届けて下さい。好きに観てもらえたらと思います。
ありがとうございました。