「リズと青い鳥」の大ヒットを記念しての舞台挨拶が新宿ピカデリーとMOVIXさいたまで開催されました。

日時:2018年5月12日13:35上映終了後
会場:MOVIXさいたま シアター10
登壇者:種崎敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり、山田尚子監督
司会:小西(ポニーキャニオン) 
※以下敬称略

 今までどおり、ほぼ自分のメモ用にですが舞台挨拶の様子を纏めてみました。微妙なニュアンスの違いや意味の捉え間違い、抜け等あるかと思いますが、雰囲気だけでも味わってもらえたら幸いです。
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司会:まずは一言ずつ挨拶からお願いします。

種崎:みなさん、こんにちは。鎧塚みぞれ役の種崎敦美です。
(客席とステージが)近いですね。
今日初めて観られた方いらっしゃいますか?
(会場からチラホラと手が挙がる)
上映後ならではのお話ができたらと思います。

東山:みなさん、こんにちはー!
傘木希美役の東山奈央です。
リピーターの方から初めての方まで沢山の方に来てもらって……
(客席の初めて来た方に向けて)「今日は何で来ようと思ったんですか?」
(客席)「さいたまが近かったからです」

司会:いきなり会場に振りましたね(笑)

東山:今日はよろしくお願いします。

藤村:みなさん、こんにちは。中川夏紀役の藤村鼓乃美です。
ただでさえ客席に近いのに、(東山さん)自ら近づいて……。
新しいお客さんもいることですし、色んなお話いっぱいできたら。

山岡:みなさん、こんにちは。吉川優子役の山岡ゆりです。
私だけマイクでかくないですか?(笑)
楽しくやっていきたいです、よろしくお願いします。

山田:私もマイクでかいです。
おはようございます、こんにちは。
京都アニメーションの山田尚子です、監督です。
ちょっとの間ですが、よろしくお願いします。

司会:作品を観た時の感想や印象に残ってるシーンは何でしょうか?

山岡:この作品は二人の女子にピンスポットがあてた作品ですが、自分では学生だった当時の事を思い出せないんですが、監督はどうされたんですか?

山田:原作から?(笑)
大人になったら忘れてしまいそうな、心のほつれ、一つ一つの行動で心が動くことを考え直しました。初めての行動をとった時にどう思うのかも考え直しました。

山岡:みぞれが髪をなおす時に(手が)クロスするの好きです。

山田:私も好きです。
逆の手で触っているのには特に意味はないです。

藤村:観終わった後に、ああ青春だな、と思いました。
(みぞれや希美と)同年代だと気付かない、自分が大人になったなと思った。
今、学生の方がいらっしゃったら一瞬の輝きを大事にして下さい。

山田:学生の方って、映画観てどう思われました?

(客席の大学生から)
ああ、そういえば、こういうこともあったなと思いがした。心当たりがあったなと思った。

東山:映画では学校から出ないですが、だからこそ感じられる痛み、学生ならではですよね。

山田:限られた場所にいるからこそ感情が膨張します。
右見ても左見ても知ってる人しかいない環境って、今思えば凄いですよね。

種崎:卒業してから母校に行ったことあります?

山田:教育実習で行きました。

東山・山岡:えー、先生! (台詞が被ったのでほぼ同時に)ハッピーアイスクリーム。

山田:すごい、こういう風に使って下さい。
教育実習では美術の先生をしてました。

種崎:卒業してから学校に行くとちっちゃく狭く感じました。

山田:取材のたびに学校に行きますがちっちゃいですよね。

東山:トイレとか手洗い場とか低いですよね。

種崎:私のマイク、ちっちゃくないですか?
好きなシーンですか、梨々花ちゃんの「そうですか〜」とか、動きがかわいいです。

山田:コンテ描いてた時に勝手に動き出しました。

種崎:コンビニで売ってるゆでたまごは、何で味ついてるんですか?殻があるのに。

山田:浸透圧です、でいいんですよね?(笑)

山岡:私、さらに塩つけて食べてました。
濃い味が好きです。流行って欲しいです。

東山:梨々花ちゃんで思い出した。
種崎さんが梨々花ちゃん役の杉浦しおりちゃんとのエピソードをパンフレットで話してくれててコメントに「ずっと種崎さんと話したかったけど緊張してどうすることも出来なかったら、種崎さんから超えをかけてもらって爆発しそうなくらい胸が高まりました」って両思いぶりを見て、希美としてジェラった(笑)

種崎:リアルでしたね。キャラとキャストがシンクロしすぎですよ。
他の舞台挨拶でも話したんですが、梨々花ちゃんが「わー」って来たんで「私なんかと話しても楽しくないよ」ってリアルに言ってしまいました(笑)

山岡:1〜3年キャラと声優似ていますよね。

山田:(キャスティングには)石原(監督)さんも背負っていますんで。

司会:キャラとキャストで共通するところお持ちですよね。

山田:山岡さん、リボン付けてたことないですっけ?

山岡:イベントではいつもは付けています。

藤村:今日は?

山岡:黄色(のリボンは合わせるのが)難しい。
心の清い人には見えます(笑)

司会:これから西屋さん、Homecomingsさんとのスタッフトークもありますが、聴いてみたいことはありますか?

山田:Homecomingsさんに質問すること……、どうじゃった?どんな気持ち?か聞いてみたいです。
ステキな曲で、ずっと口ずさんでます。
本当にステキな曲を描いてくれました。
歌詞は一人だけ男性の福富(優樹)さんが書いてくれたのですが、作品とのシンクロ率が高かった。その辺の気持ちを聞こうと思います。
答えを聞きたい方は京都まで良かったらお越し下さい。

司会:山田監督はエンドクレジットソングの歌詞を作詞されていますが?

山田:出出しの「ことり」が足音と思って、希美の足音を大事に閉じ込めていたいみぞれの気持ちになって、希美の全てを真空パックするつもりで。
だんだん目線が大きくなって彼女を見守ってきた学校・空間・容器の目線になっています。

司会:ぜひ2度、3度見てその辺もチェックして下さい。
そろそろお時間になってきましたので、最後に一言ずつ。

東山:えー、まだ話したい。
(MOVIXさいたま担当者から「あと少しだけ大丈夫です」の合図)
駄々こねてみるもんですね(笑)

山岡:MOVIXさいたまさん優しい。

東山:MOVIXさいたまさん、待合室のホワイトボードにイラストがあったり凄いんですよ。

司会:またMOVIXさいたまさんで舞台挨拶があればいいですね。
では、本当に最後の挨拶をお願いします。

山岡:吉川優子役の山岡ゆりです。
また舞台挨拶に来られるためにも、拡散が必要です。
宣伝よろしくお願いします。
ハッピーアイスクリームも日常で使って下さい。
みなさんのSNS力はこんなものじゃないはずです(笑)
今日はありがとうございました。

藤村:ハッピーアイスクリームを自ら出していく(笑)
ハッピーアイスクリームは、前何話してたかを忘れるくらいなので、ぜひ流行らせて下さい。
よければ何回もリズと青い鳥を見て下さい。
今日はありがとうございました。

東山:傘木希美役の東山奈央です。
エンドクレジットソングの最後に学校目線になるところや、OPのBGMは物音ミュージカルとして使われて二人を取り囲む環境が見守っているという目線になっているなど、色んな目線で観ることができます。
劇場で公開されているうちに、ぜひまた観てください。

種崎:今日はありがとうございます。
今日話した通り、キャラとキャストが本当にシンクロしてまして、私は学生の時にみぞれにとっての希美と同じくらい大切な子が居て、その子にこの映画の感想を聞くのが怖かったんですが、普通の感想で「あー、そういう子だった」と思いました。ただ「1番最初に会って話したい」とメールに書いてあって、遠くにいるからなかなか会えないのですが……。
なので、本当に色んな大事な人と観たり、一人で観たりでもいいけど、誰かと話しても色んな感想が生まれてくる話かなと……、ごめんなさい、話がまとまらない……、沢山観て下さい。
舞台挨拶史上メチャクチャです。

東山:大学になってみぞれの演奏を聴いた希美がそんな感想いいそう。エモかった。

山田:今日はお越しいただきありがとうございます。
本当に会って話をしたいと思った凄さ、そういう思いを感じる映画でありたいと思います。
言葉を描く、コミュニケーションを描く、会って話したいという思いが伝わる、心をじんわり温めて頂いて、(今の種崎さんの話が)刺さってしまって……、そういう作品でありたいです。
これからもよろしくお願いします。