桜高鉄道倶楽部れんらく帳

「桜高鉄道倶楽部-KIOSK-」にてグッズや同人誌を通販しています
https://htt123.booth.pm/

 先日開催された「りんしゃんかいほー!10」は久しぶりに一般参加となったセカイです。まったりと散策することができて大変楽しかったです。
 さてさて今回「りんしゃんかいほー!10」一般参加にしたのは今月、さきすぺ7とコミケットスペシャル7に出展するからです。今月イベント大杉だよ。

イベント名:さきすぺ7
日時:2015年3月22日(日)
スペース:近日公開予定

イベント名:コミケットスペシャル6 OTAKU SUMMIT 2015
日時:2015年3月29日(日)
スペース:2日目G31b「桜高鉄道倶楽部」

 というわけで、今回も桜高鉄道倶楽部は友人のせっちゃんが頑張ってくれたおかげで新作グッズを幾つかリリースさせて頂きます。
 先ず紹介するのは、冬コミでご好評頂いた身長シールの千里山女子版です。
 senriyama_shincho
身長シールの説明については以前の紹介記事をご参考下さい。

参考:【イベント情報】コミックマーケット87にサークル参加します(4)〜身長シール[新道寺・宮守]〜

 セカイは新道寺女子と哩さんをこよなく愛しておりますが、次点は園城寺怜ちゃんであることは公然の秘密です。まだウチのサークルで千里山を扱っていない事実に愕然として、完全に自分の趣味でチョイスしました。
 
 デザインのモチーフとして、船Qがデータ分析に愛用しているタブレット端末をイメージしてみました。上部のスピーカー部分の点線を身長の高さに合わせて貼って下さい。
toki_shincho
 このシールを柱や壁などに貼って、怜ちゃんと竜華の7cm身長差にドキドキしたり、下級生の船Qがセーラより5cm身長高いという事実にグッときたりと、咲-Saki-のある日常生活を楽しんで頂けたらと思います。

 ちなみにこの身長シールを発案された偉大なるあねかわさんは、胡桃ちゃん視点では豊音がどう見えるのがを身をもって検証されたりと一つ上の存在に進化されております。人は予想を超えてくる。

さきすぺ7の会場は飯田と遠いですが
mile_oide2s
 追伸 飯田開催なんで、長野っぽいものも出す予定です。 

 By always thinking unto them.(いつも新幹線のことばかり考えていた。)
という訳で前回書きそびれた新幹線描写の修正について、そもそも何故、描き間違いが起きてしまったのか更に考察を進めてみましょう。
comics3_shinkansens
 前回記事:「シノハユ」3巻の新幹線の修正箇所とその理由を考察してみた

 咲-Saki-シリーズの背景について、小林立せんせは以前、下記の通りコメントされています。
dreamscape 15.01.13b更新分より引用
> 背景は基本的に私が写真とってるか
> どんな場所かのラフを描いて背景スタッフ様に渡してるので
> 背景スタッフ様はその場所がどこか知らないことも多々あります。

 ということは上記のシーンについても今までと同様、事前に立せんせが準備された写真を元に描かれているはずです。写真を元にしたのに何故、間違いが起きてしまったのでしょうか。順を追って考えてみましょう。

1.写真そのものが間違えていた

 前回も述べましたが、そもそも上りの線路を下りの新幹線が走ることは有り得ません、従ってそのような写真が撮影されるということはありません。

2.「風景だけの写真」、「新幹線だけの写真」と別々に提供され、背景スタッフさんが、その2枚を合成して描いたために、新幹線の16号車/1号車の取り違いが起きた

 新幹線に強い関心を抱いていない人にとっては、N700系の1号車/16号車の外観の大差は分かりません。描き間違いは有り得ます。
 ただ新幹線は1時間に何本も通過しますし、普通に新幹線が走行している写真を背景スタッフに渡せばいいだけの話です。
 むしろ新幹線が走行している写真を渡さないと、風景に新幹線を配置する際に、サイズ感を間違えてしまう可能性もありますし、誤って奥側の線路に走行する新幹線を描いてしまうことも考えられます。よってこれも有り得ないでしょう。

3.「風景上を走行する新幹線の写真」に加え補足資料として「新幹線の車両写真」が背景スタッフに提供された場合

 背景スタッフさんは、先ず大枠を「風景上を走行する新幹線の写真」から描き、更に車両の詳細を「新幹線の車両写真」を参考にしたとしましょう。その際に誤って16号車ではなく1号車の写真が渡されていたら、気付かずにそのまま描いてしまうことは充分に考えられます。今回は恐らく、これで間違ってしまったんでしょう。

 セカイも数ヶ月前のビッグガンガン発売時に、上記シーンについてはスキャンしたものを穴の開くほど見ましたが、写真と見紛うほどに細部までとても細かく描かれているんですよね。このクオリティを維持するためには、ただ単純に1枚写真を渡してオシマイというだけでなく、細部を描く参考となる資料を幾つか渡しているのではないでしょうか。他のシーンについても、複数の資料が立せんせから提供されている可能性はありますね。

 何やかんやで月に1度は新幹線に乗っているセカイです。なんもかんも京都と京アニが悪い。

 さてさて、ファンには欠かせない立せんせblog、最新ネタではなく恐縮ですが前回更新分にセカイ的に気になる一言がありました。

dreamscape 15.01.30更新分より引用
> そういえばシノハユ3巻の修正を新幹線やら色々したのですが
> これもまた私が気づかないミス残ってるんだろうなー…などと

 本来なら1月30日時点ですぐに「ここを修正するんじゃないかな」と格好良く推理したかったのですが、特に何も思いつくことなく約1ヶ月が経過し「シノハユ」3巻の発売日を迎えてしまいました。

 なのでせめて、修正箇所とその理由くらいは1番乗りで特定してやろうと思い雑誌掲載時原稿とコミックスを比較してみました。
 ぱっと見、すぐには気付かないと思います。
雑誌掲載時:
shinohayu10_04s
コミックス掲載時: 
comics3_shinkansens
 ちょっと拡大してみましょう。
madohikaku
 何と窓ガラスの個数が違います。(雑誌掲載時13個、コミックス15個)
自分も流石にここは全く気にしてなかったです。

 では何故、立せんせはこの箇所を修正したのか整理してみましょう。
まず、この舞台ですが東岡山駅から東に行ったところで、これから新幹線がトンネルに入るところということが分かっています。大三元さんすばらっです。

新幹線に乗ったはやりん(小2)を見送ってきました

※引っ越し先は自分の環境だと写真配置がおかしくなっているので念のために引越元サイトへのリンクしておきます。
新幹線に乗ったはやりん(小2)を見送ってきました

 ぱっと見イメージが付きにくいかと思いますので向きについて注釈も入れてみました。
shinkansen_shinro

 岡山駅の構内図を見ても、21・22番ホームが広島・福岡方面へ、23・24番ホームが新大阪・東京方面となっています。これを分かりやすく図示してみると以下になります。東を左側に持ってきた際、上りの新幹線は手前側の線路を走行することになるわけです。
okayama_terminal
参考:岡山駅構内図

 よって、手前側の線路を走ってるこのシーンは、後ろ側から追っかけ撮影しているのではなく、これから将にトンネルに突入しようとしているN700系(或いはN700A)新幹線の16号車であることが分かります。
※東海道・山陽新幹線は通常、上り先頭車両が16号車、下り先頭車両が1号車となります。

参考:車両のご案内 | JR東海

 さてさて以前自分は下記画像より「はやりん(8)の手前から2番目の座席表示が14番席に見え、従ってこの車両は座席が15番までしかないと言えます。N700系(N700A)で座席が15番までしかないのは7号車・16号車の2両しかないので、そのどちらかにはやりん(8)は乗車したと結論づけられるでしょう。」と考察しました。
shinohayu10_03s
シノハユ第10話「はやり3」鉄ヲタ的考察1
http://htt123.blog.jp/archives/2014-06.html 

 上記画像でも確認出来ますが、新幹線は通常、座席に合わせて窓ガラスを配置していますので15番座席まである7号車・16号車の窓ガラスは15個となります。つまり立せんせは現実と即していないから窓ガラスの個数を15個に修正したわけですね。

 そしてわざわざ新幹線の窓ガラスの個数を修正したということは、はやりん(8)の車内でのシーンとの整合性を取るということがその理由の一つかと推測できます。そうするとこの場合は16号車に乗ったと考えるのが妥当でしょう。

 では立せんせは何故、雑誌掲載時に窓ガラスの個数を13個にしてしまったんでしょうか、最初は気にせず適当な個数で描いてしまったのでしょうか。答えは意外に簡単です。もう一度、「JR東海の車両のご案内」を見てみましょう。そうすると、1号車の座席数が実は13番までとなっていて、必然的に窓ガラスの個数も13個ということが分かります。
 最初にこのシーンを描いた時点では、1号車と16号車を取り違えて描いてしまったんですね。

 それにしても、恐らくこんな小さなコマの窓ガラスの数なんて誰も数えないだろうに立せんせの細かさと拘りにはただただ感服するだけです。 

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